おばけキャッチ

アクション系ボードゲーム「おばけキャッチ」のレビュー。

ルールは至って単純。

白いおばけ、灰色のネズミ、赤いイス、緑のビン、青い本の5種類の駒とたくさんのカードがあります。カードを捲ってそこに描かれたイラストに対応する駒をはやく掴んだ人がポイントとしてカードを獲得できて、最終的に一番多くカードを持ってる人が勝ち、と。お手付きは手持ちカードを一枚放出。

カードにはふたつの駒の絵が描かれています。ただし、色と物の組合せはバラバラです。もし、正しい組合せ(白いおばけ、緑のビンなど)の絵があれば、それ自身を掴む。「緑のおばけ、赤いねずみ」のように全くでたらめな組合せであれば、そのどの要素にもあてはまらないもの、「緑でもなく、おばけでもなく、赤でもなく、ねずみでもないもの」、すなわち「青い本」を掴むといった寸法です。

ひじょーに簡単なんですが、これでもかと頭がきぃーっとなります。得手不得手は多少あるかと思いますが、わいわい遊べるいいゲームです。

さらに拡張ルールがありまして、それが「色に関わらず本が描かれていた場合、掴むべきものの名前を言う」というもの。これがまたややこしさに拍車をかけます。言わなきゃだめなのをつかんだり、掴まないとなのに言ってしまったり、言いながら掴んでしまったり・・・脳みそが焦げそう。


さらに先日遊んでいた追加ハウスルールを記しておきます。
「ビンが描かれていた場合、掴むべきものの色をいう」
つまり、赤いビンと白いネズミというカードであれば掴むべきものは青い本ですが、このときは「青!」と叫ぶのが正しいということになります。これは本の追加ルールと複合して「ビンと本が描かれている場合は『〜色の○○』と言う」というルールができます。ビンルールもややこしさが増して面白いです。

もういっこ考えてるルールが、
「オバケが描かれていたら、手を一回叩いてから、本来の行動をする」
です。他のルールとの並列化を図るために全く関係ないアクションかつ前後関係がはっきりしそうなものを考えてこうなりましたがどうだろう。今度プレイしてみようと思います。